ここでは既知点2点で結合トラバース(無方向トラバース)を行う際の
入力方法をご案内します
※「結合トラバース(3次元)」の計算については、従来どおり既知点には4点の登録が必要です。
1. 測量メニュー>測量計算>トラバース計算>【結合トラバース】をクリックします
2.①出発点、②後視点 を入力します 出発方向角は通常 0° と入力してください)
3.視準点を入力します
のアイコン「自動多角」をクリックし対象点種別を全対象にチェックを入れ、
「OK」をクリックします
※野帳DBシートに登録している、路線を構成する視準点を自動で入力します
野帳DBシートが作成されていない場合は視準点は自動入力されません
4.入力された視準点情報を確認します
視準点の情報を確認し、「OK」をクリックします
5.計算結果が表示されます
※補足※ 帳票「結合トラバース計算書」は2枚出力されます。
1枚目:指定した出発点報告角で開放路線として計算を行い、
求まった到着点座標の計算値と成果地との差から補正度方向角を
計算します。放射点は出力しません。
2枚目:出発点方向角を補正後方向角で補正したトラバース計算の帳票です。
明細の角度「補正」欄と、フッタの「観測方向角」 「既知報告角」
「角の閉合差」は空欄になります。
※既知点が2点だけの計算で、標高も求める必要がある場合
既知点が2点だけで計算する場合は、基準点測量の厳密網計算で可能ですが、公共測量では認められておりません。民間の発注業務等の利用に留めるようにして下さい。