GNSS観測手簿を出力すると、2セッションの表記が出る場合があります。
【原因】
A)セッションAとセッションBのインターバルが短すぎて統合してしまう(1~2分)
例)セッションA:13:00~15:00 セッションB:15:01~16:10
B)セッションが複数あるが解析をする際、電子基準点(24時間)の一つのデータを使用している
【解決法】
計算(以下、どちらかの方法で試してください)
Aー1)データを分けてTBC-JSLにインポートする
TBC-JSLにデータをインポートする際、セッション間のインターバルが短い場合
同時に観測データをインポートすると統合されてしまいます。
先にセッションAのデータをインポートした後に、セッションBのデータをインポートして下さい。
Aー2)プロジェクトを分けて解析計算を行う
「セッションA」と「セッションB」のようにプロジェクトを分けて計算を行って下さい。
観測
Aー3)観測時セッション間のインターバルで十分な時間を空ける(3分~5分)
セッションAの観測を終えた後、セッションBの観測を開始するまでに3分~5分ほど
時間を空けて観測を行って下さい。
計算
B)プロジェクトを分けて解析計算を行う
電子基準点の一つのデータを使用する場合、1セッション分の手簿にするためにはTBC-JSLで
解析を行う際「セッションA」と「セッションB」のようにプロジェクトを分けて計算を行って下さい。