図柄変更コマンドで、CAD図面に画地やプロットなどを作図しようとした際に、指示したデータを作図できなかったり、指示していない図形が削除されるといった動作が見受けられる場合は、以下の手順をお試しください。
◆操作手順
1、コマンドを起動します。
CAD図面を画面に開いた状態で、リボンメニューの【ファイル】タブをクリック。
「エクスポート」グループの【CADデータ】より【SXF(SFC;SFZ)】を選択します。
2、任意の場所(デスクトップなど)を保存先に指定し、ファイル名を登録後に【保存】をクリック。
3、「出力指示」ダイアログを表示しますので、初期設定のままで【出力開始】をクリック。
4、保存したSFCファイルをインポート(呼出)します。
リボンメニューの【ファイル】タブをクリック。
「インポート」グループの【CADデータ】より【SXF(SFC;SFZ)】を選択します。
5、上記「3」にて保存したSFCファイルを選択し【開く】をクリック。
6、「入力指示」ダイアログを表示します。こちらも初期設定のまま【入力開始】をクリック。
7、編集画面にインポートしたCAD図面を表示します。
図柄変更コマンドを起動し、測量データの作図が正しく行えることをご確認ください。
DXF/DWGファイルをTOWISEにインポートした図面でCAD編集をされていたり、複数の図面よりコピーしてCADデータを貼り付けた図面で編集作業を行っている場合に、CAD図面にゴミ情報(画面には表示しない不要な情報)の存在が影響して図柄変更コマンドが正常に動作できなくなる場合があります。
このようなCAD図面はSFCファイルに書き出すことで、ゴミ情報は破棄され、図柄変更コマンドも正常に機能するようになることが期待できます。