CAD図面を DXF や SXF(SFC、P21)にエクスポート(外部保存)を行い、その保存したファイルをTOWISEにインポート(読み込み)すると、CAD図形の一部が抜けている。そのような場合は、以下の問題が考えられます。CAD図面のエクスポートを行う前にご確認ください。
1、『出力スイッチ』が無効になっている。
『出力スイッチ』の有効・無効は、【表示フィルタ】を使って確認することができます。
表示フィルターを画面に表示するには、リボンメニューより【表示】を選択し、【表示フィルタ】にチェックを付けます。
『出力スイッチ』の確認方法
表示フィルタの【レイヤ】タブ、【色】タブ、【幅】タブのいずれかで、『出力スイッチ』(プリンターアイコン)に『✕』マークが付いている項目のCAD図形は、印刷やエクスポートの対象外として扱います。
『出力スイッチ』の『✕』マークをクリックして、出力設定を有効に切り替えてください。『出力スイッチ』は、クリックすることで 有効 / 無効 を切り替えることができます。
2、「座標系」の『出力スイッチ』が無効になっている。
座標系の『出力スイッチ』の設定は、『座標系設定』で確認することができます。
座標系設定は、リボンメニューより【設定>座標系設定】の順にクリックで開くことができます。
『出力スイッチ』の確認方法
座標系設定に登録済みの座標系のいずれかで、『出力スイッチ』(プリンターアイコン)に『✕』マークが付いている項目のCAD図形は、印刷やエクスポートの対象外として扱います。
『出力スイッチ』の『✕』マークをクリックして、出力設定を有効に切り替えてください。『出力スイッチ』は、クリックすることで 有効 / 無効 を切り替えることができます。
3、「補助図形」で作画している。
補助図形の表示設定を『非表示』に切り替えることで、画面から表示が消える図形は補助図形で作画しています。
補助図形を非表示に切り替えるには、リボンメニューより【表示>図形表示設定】の順に選択し、【補助図形表示】をクリックしてチェックを外します。
補助図形を通常図形に変更する方法
補助図形で作画した図形でも『通常図形』に変更すると、印刷やエクスポートが可能になります。操作手順は以下をご確認ください。
1、測量メニューより【CAD>属性>属性変更】の順に選択し、「属性変更」ダイアログを開きます。
2、【図形種別】だけにチェックを付けます。(他の項目のチェックは外してください)
3、図形種別の【通常】をクリックします。
4、ダイアログ内のカーソル位置が「図形」にあることを確認し、補助図形で作図している図形を範囲指示で選択することで、通常図形に変更します。