TOWISE CAD HC(以下HC)で点群データ内の点の座標値(X,Y,Z)を記入する方法をご紹介します。
※操作はすべてHCの画面で行います。
< 点群の座標値を作画する>
リボンメニュー CAD作図>【座標値記入】をクリックします。
※座標値記入は「1点」配置と「引き出し」配置が利用できます。
下図画像の赤枠部分をクリックすることで切り替えが可能です。
座標値記入コマンドの制限について
※作画する座標値は2D画面の作業画面でのみ確認ができます。(文字で表示します)
※3D画面では文字の領域を矩形で表示します。(座標値の確認は2D画面で行ってください。)
※「Z値が未登録の図形は非表示にする」がオンの時は表示しません。(文字に高さは付きません)
※上記がオフの場合でも、文字はZ値が0の位置または用紙位置に表示されます。
(斜めや横の表示状態では点群のデータにより大きく下位置に表示されます)
※3D画面で文字の領域を矩形で表示できない場合は、【3D設定】をご確認ください。(下図参照)
リボンメニュー3Dツール>【3D設定】をクリックします。
・「図形描画設定」にある「文字」の【矩形】にチェックを付ける。
・「描画設定」にある「Z値が未登録の図形は非表示にする」のチェックを外す。
< 座標値記入(1点)の操作方法>
座標値を読み取る点を指示し、その点の座標値を記入する位置をクリックします。
3D画面で表示
2D画面で表示※下図は2D点群表示(リボンメニュー3Dツール>【点群2D表示】 )を
ONにした状態
< 座標値記入(引き出し)の操作方法>
座標値を読み取る点をクリックし、引出線と先端と折れ部、終点をそれぞれクリックします。
作画する座標値は「P0」で指示した位置の座標です。
3D画面で表示
2D画面で表示(2D点群表示をONにしてあります。)